新山部長 1年間 いちご畑観察記 2014-2015年版

このページでは新山共邦名人による弊社製品を使ったいちご栽培の観察記録を載せています。
随時更新予定です。



 

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観察記録2014年版

管 理 ・ 作 業
チェック ・ 観察記
様 子
8月
~9/13
苗作り

葉展開…10日間に1枚

定植…葉 3枚~4枚
今年は例年より10日程成長が遅い。 ※写真をクリックで拡大
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定植時20日
9/15
~9/30
潅水…定植後10日間は1日2回少量多潅水

消毒…定植後 根張り確認後行う

葉の枚数を確保し作業を行う
チェック観察スタート

定植時の葉かきは展開葉が2~3枚以上になると行う
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定植時20日

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葉2枚展開
10/1
~10/20
・1日葉の取りのぞき
・葉面散布 定期的に行う
・土中の水分状態に注意し管理
・定植時の葉口の開いている葉かき
・ウドンコ病 消毒
・ヨトウ 消毒
・マルチ掛け準備
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定植35日

クラウンの大きさ
定植時:6mm~9mm
開花前:15mm
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定植時35日

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定植時35日
3枚展開
10/20
~10/30
・マルチ掛け
・木の葉と茎が同等
・止め葉が出ている(1枚葉)
・現在本の大きさを維持しよう
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・1週間 1回消毒
・7日1回 葉面散布

現在のつぼみより花は20コぐらい出るだろう。
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10/30
~11/10
葉面散布
1週1回


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ハウス全体

・通路をマルチでふさがない(水掛の確認をするためとマルチ内に酸素を入れるため)
・葉は若緑色でよい

葉面散布
1週1回
ピカコーバイミノールBM-Z

花びら 
7枚以上…A品
7枚…デラックス
6枚…3L
5枚…L~2L
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花全体約25個

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外側より

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7枚花びら 親花
11/10
~11/22
・いちごは葉の展開を良くする事が必要
・チッ素を多く入れると、この時期ウドンコ病の発生に繋がる
・葉面散布を行う
ピカコーバイミノール
ピカコーバイミノールBM-Z

・潅水はローテーションで行う
・いちごを取った所をその日の内に潅水、葉面散布を行う
・潅水は10aあたり点滴潅水で7分で2回、潅水チューブで5分ぐらい
・寒くなると水分を吸収しにくくなるため、潅水量は少し減らすように管理する


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うねの中があいていると日が当たるので良い。
背高は22cm程度がベスト。

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・今年は頂花が少し少ない。
今年→10~12個
例年→15個以上
9月の天気が涼しいからだろう。
・普通栽培では全体的に頂花は少ない。


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・花が咲いたら葉より上になるようにする。
・少し低温管理の方が花茎にのびる。

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・鬼花が少なく、花茎が0~1本少ない。
・実を大きくするために葉面散布を行う

11/22
~12/10
・実が少し白くなったらカリ肥料を少し入れると良い。
10aあたり0.3リットル~0.5リットル

・葉面散布
動噴の場合…
ピカコー 100倍+バイミノール 1000倍

ミストの場合…
ピカコー 100倍+バイミノール 500倍

・実を取り始めたら少しチッ素を潅水する。
10aあたり≒0.5リットル

・ダニ、ウドンコ病に気を付ける。見つけたらスポット消毒が良い。

・潅水
10aあたり1週間に1回程度
チッ素+リン酸+カリ を入れる。
10aあたり≒0.5リットル
月3~4回

・消毒
ダニ 月 1回
コロマイド、マイトコーネ、ウドンコ病と共に行う


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・少し木が強い
・従長ぎみである
・PK、ケイ酸等で葉面散布

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・花数が12~15ぐらいの様子。


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・管理の時、下葉を1枚取っていると良い。
・葉の枚数で8~10枚ぐらいが良い。
・少し葉が多い

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・花茎葉より3cm~5cmぐらいが良い
・少し花茎が弱い。もう少し強くしよう。
・葉面散布を行うと非常に良い。
・葉茎の大きさが少し足りない。

12/10

・頂花の鬼花の収穫
・ハチ置き場は入口
 南北ハウスは南、東
 東西ハウスは南、西

【葉面散布】
少し色が抜けている時…
ピカコーバイミノール+肥料 (8,8,8ぐらい)

味落ちしている時…
ミスト:ピカコー 100倍+BM-Z 500倍

実を大きくしたい時…
ピカコー 100倍+バイミノール 500倍+BM-Z 500倍


【潅水】
・ローテーションを守る
・同じ時間に潅水する
・10aあたり
 点滴…7分 2回
 潅水チューブ…3~5分


・12月のはじめ頃から電照が必要になる。
・えき花と頂花がダブルで来ているので、なりつかれが来る。
 1か月後の木の状態を想像し、考える事が必要。


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・木の大きさは良い
・葉数8枚~10枚

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・えき花が展開花2枚できている。
・今の状態で葉が一番大きい。これからの新葉は小さい。

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・ピカコー使用実。つや共に非常に良い。


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・頂花後にえき花がすぐ来ている。葉2枚展開

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・えき花も10~12花。少し少ない。
・基にはつぼみがある。恐らくえき花のもう一方ではないか。

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・玉ぶくれも良い。
・ピカコー葉面散布で糖度も良い。


2015年
1/5

・えき花が取り始めた状態

・寒さのため、新葉が小さくなっている

・新葉の展開も悪くなっている。20日に1枚程度

・新葉の展開が悪い時ほど葉面散布が良い。

・1月~2月の寒い時は葉面散布をがんばり新葉の展開を早くしよう


【葉面散布】※動噴の場合
ピカコー 100倍+バイミノール 1000倍+BM-Z 1000倍

ピカコーを連続散布(100倍)すると、ウドンコ、ダニの発生がおさえられ、非常に効果がある


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・えき花展開状況
葉枚数10~12枚

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・えき花展開状況
・本舗の葉より5cm程度花茎がのびるのが良い

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・頂花が残り少なくなり、えき花が白くなりかけている。この状態だと休みなく出荷できる


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・えき花が出終わった時の状態。
・寒さのため、新葉が小さくなっている

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・新葉が小さくなり、展開が20日に1枚程度とわるくなっている。次のつぼみがきている状態。


1/18

・えき花開花状況

・鬼花が白くなっている


【葉面散布】
・1週間に1回
動噴:
ピカコー 100倍+バイミノール 1000倍+BM-Z 1000倍

背負いミスト:
ピカコー 100倍+バイミノール 500倍+BM-Z 500倍


・葉の展開が非常に早い

・色が良く、甘さ、食味がよくなる

・ダニ、ウドンコ病に対して非常に強い(連続して散布することにより病気にかかりにくくなる)


・潅水状況
水分は少し控えめに(チップバンが出ない程度)

・実が白くなった時にはカリ肥料が非常に良い。

・実を取った所を潅水する様にローテーションを守るようにしよう。


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・えき花全体

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・えき花取り始め

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・えき花全体

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・赤くなっているのがえき花の鬼花


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・頂花は少なくなり、えき花が収穫に入っている

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・葉の枚数:12枚
・次の花(3番花)が来ている

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・3番花がつぼみになっている

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・3番花のつぼみ状況


NEW! 1/22

・実を取った時、形がローソク状態になっていると非常に良い


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・2番花 実取り状況

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・2番花 スーパーデラックス 12コ

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・デラックス 12コ

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・2番花 12コ デラックス


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・デラックス 内部状況
ローソク状態

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・ラップ梱包 完成品


NEW! 2/9

・2番花もそろそろ終わり近くになって来た。

・写真より少し上がっていた方が良い。
・展開をもう少し早くしたい。
 早くしないと少し休みが出るのではないか。


【管理】
・葉面散布を少し多くする。
・展開が少し悪いので、バイミノール等を多くする。



【葉面散布】
動噴の場合… ピカコー 100倍+バイミノール 750倍+BM-Z 1000倍

ミストの場合… ピカコー 100倍+バイミノール 300倍+BM-Z 500倍




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・3番花 状況

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・2番花 全景

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・2番花 中盤