肥料の分類と使用方法

いちごなどの農作物を栽培する際に使う肥料には、原料や作り方での分類と肥料の形状による分類があります。

原料や作り方では、化学的に加工した「化成肥料」と魚粉や油かす、米ぬかなどを発酵させた「有機肥料」に分けられます。化成肥料は、肥料の三要素である窒素とリン酸、カリの成分バランスが調整されています。

油かすを含む有機肥料を与えると実が甘くなり、窒素が多い肥料を与え続けると葉が生長して実が減る恐れがあるため注意しなければなりません。

形状による分類には、液肥とも呼ばれる「液体肥料」と錠剤型や粒状、粉状の「固形肥料」があります。固形肥料は植え付け時の元肥にも追肥にも使いますが、液体肥料は追肥として使うことがほとんどです。

なお、いちごは収穫前に固形肥料を追肥として与えると、実が付きやすくなります。おすすめの追肥タイミングは1回目が1月、2回目は3月です。

どのようないちごにしたいかを明確に！

いちごの苗を植える前に、植える土壌の状態、いちごの品種の特徴や「どのようないちごにしたいのか」を明確にして、肥料を準備することが大切です。

いちご栽培に使う肥料の選び方にお悩みでしたら、ぜひ株式会社シーブレーナにご相談ください。